由緒・沿革
社伝によると当神社は上古より津之郷に御鎮座になり、宇夫志奈大神と讃え奉っていた。日本武尊の皇子武穀王が阿野郡)の国造として海上巡視の折、暴風雨に遭い、王が宇夫志奈大神を御祈念遊ばされると、一羽の烏が現われ船を本島の泊にに導き、危うく難を免れた故事を伝える。
大同2年(807年)に現地遷座。「三代実録」に記載のある国史現在社。明治27年に県社に昇格。昭和48年に社殿焼失するも、伊勢神宮・外宮多賀宮御正殿の頒賜を得て本殿を復興。平成16年に国登録有形文化財に登録され、平成19年に遷座1200年斎行。