くにたまの会

由緒・沿革

伊邪那岐命崩御の後出雲、伯耆の境なる比婆山に葬り奉ったと伝えるがその処は不明である。然し里人はその地に社殿を営みて崇敬を捧げた。南北朝の頃山名伊豫守横田荘の代官に任ぜられ、三笠山に居城の際現在の社地即三笠山々麓に移転し、速玉男命、事解男命を合祀した。現に元社地を称して字を元新宮と云っている、代々山名氏の崇敬篤く仝氏の代官の時は横田荘の大氏神として崇敬せられた。至徳元年足利将軍を経て朝廷に奉請し神階に従四位下を授けられた。慶長年間回禄の危にかかり社殿、古文書悉く鳥有に帰した。
明治40年10月18日貴船神社を合併し大歳神をまつる。
明治5年3月村社に列せられる。

新宮神社

しんぐうじんじゃ

境内社
社日社
鎮座地
島根県仁多郡奥出雲町下横田428番地
御祭神
新宮神社:伊邪那册命、速玉男命、事解男命、大歳神
境内社(社日社):大国主大神
例祭日
例祭10月18日
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島根県仁多郡奥出雲町下横田428番地