由緒・沿革
美和神社は奈良県桜井市の三輪山に鎮座する大物主神を勧請し祀った神社である。
勧請したのは六世紀後半ころと推定されている。鎮座地は長船町東須恵三和ノ峰(現広高山)の磐座である。
その後社殿が建立され延喜式神名帳に登録された。
その後神仏習合時代には神(みわ)八幡宮として祀られた。
明治三年旧に復し美和神社として祀られ現在に到っている。
特殊神事
神迎え神事
秋期大祭を執行するに先立ち、邑久町尻海の海(現在は牛窓の海)で身を清め(潮ごりという)同地の巨岩(磐座)上で
神の降臨を仰ぎ(現在は若宮八幡宮の境内社広高神社で行っている)、神霊を美和神社へ勧請して祭典を執り行う。
年占い
元は流鏑馬による年占いを行っていたが現在は祈年祭でくじ引きにより行っている。(写真添付)
厄年祝年合同祈念祭
毎年1月15日該当の希望者が合同で祈念祭を執り行っている。
地域の伝統行事
長船西須恵地区で毎年5月3日に須恵古代館祭を行っている。