由緒・沿革
創立年代は不詳であるが、古事記や日本書紀には御祭神名が記載され、
しかも「大蛇退治神話」の舞台であったところからすると、由緒深い古社
といえる。境内は約700坪あり、昭和7年には当地ゆかりの富豪小林
徳一郎(小倉在住)が壮厳な社殿を建立、境内整備をして現在に至っている。
昭和19年には、旧郷社が社格として認定され、千家家と小林徳一郎
の深い縁により「此神社永久社司千家國造家」と棟札に墨書され、現在は第84代
千家尊祐國造様を名誉宮司として仰いでいる。
地域の伝統行事
境内には元宮跡、稲田姫の「御産湯の池」、稲田姫誕生時の「笹の宮」
などがあり、結婚の祖神、子安安産の守神として崇敬されている。
現在、境内には「姫そば・ゆかり奄」が開店し、年中、参拝者と来訪者
で賑わっている。