由緒・沿革
棟札によると、貞享4年(1687年)建立とあるが、最も古いのが村沿革史によれば、口田儀の住人三島石古が、斉衡年間 摂津の国から勧請した。小川の向こう神代屋に祠を建てこれをまつり津の神の大明神と称えた。延宝年間の大洪水に社殿、社地ことごとく流出したので現在の社地に遷宮、又流出した宮跡には塚を築いた。
特殊神事
例祭日には猿田彦・獅子舞が先導して湊浜(田儀港)まで御神幸が執り行われ神迎祭が斎行される。
地域の伝統行事
花馬(はなんば)高さ7メートル、孟宗竹に800余りの菊の造花を飾り、花馬保存会の人々が多伎藝神社までの道のり約4kmを五穀豊穣、家内安全を祈り練曳き奉納する。(10月19日)