くにたまの会

由緒・沿革

遠く神代の昔、素盞嗚尊は稲田姫命を八岐大蛇の難から守るため当社地佐久佐女の森の大杉を中心に八重垣を巡らし姫様を隠された。素盞嗚尊は八岐大蛇退治後須賀の地の他避難地であった当地にも宮居を建てられて夫婦生活を始められた。
「八雲立つ 出雲八重垣 妻込みに 八重垣造る その八重垣を」の御歌の八重垣をとって八重垣の宮とされる。縁結びの大親神様として知られる神社である。
配祀神として大己貴神を祀る。

特殊神事

素盞嗚尊が佐久佐女の森に八重垣を造って稲田姫命をお隠しになられたという神話伝承に基づく神事です。5月3日に御本殿より神輿行列を組んで森の夫婦杉の神幸所まで稲田姫命をお連れします。
12月15日には還幸祭として、夫婦杉から御本殿に戻られます。

地域の伝統行事

鏡の池の縁占い 神社境内佐久佐女の森にある鏡の池は昔稲田姫命が避難中に水を飲まれたり、水鏡に姿を写されて化粧等をされた姿見の池と伝えられる。
姫様の霊魂が深く浸透しているとされ、占い用紙に硬貨を乗せて浮かべ縁の遅速を占うことができる。
早く沈むと良縁早く、浮かべた所から近くで沈むと身近な方と縁があると伝わる。

八重垣神社

やえがきじんじゃ

鎮座地
島根県松江市佐草町227番地
御祭神
主祭神
・素盞嗚尊
・稲田姫命
配祀神
・大己貴命
・相殿神
・青幡佐久佐日古命
例祭日
10月20日
交通
・JR松江駅よりバスで20分 ・山陰自動車道松江バイパス「松江中央」ランプ下車5分
Map
島根県松江市佐草町227番地