由緒・沿革
播磨国内各地を御巡歴され国土を開発。産業を勧め生活の道を開き医薬の法を定め治癒の術を教えられ、専ら人々の幸福と世界の平和を図られた神様。最後に当神社のある伊和里に来られ、我が事業は終ったと仰せられ姿を隠されたので人々が御神徳を慕い社殿を営んだという。
一説に 成務天皇甲申歳2月11日卯 伊和恒郷の夢に「我を祀れ」との御神託あり 社殿を造営する。とあり、社殿が北向なのもその縁起に由来すると言う。
特殊神事
三つ山祭
甲子の年に当神社を囲む三山の磐座に伊和大神を新たに祀りなおし、世の平和と繁栄を祈る。
一つ山祭
斉明天皇4年、秋に百済の葛海を遣わし神山伊和山(現:宮山)で猟をさせ、神の怒りにふれ即事の祭をせられたのが始まりと言う。
地域の伝統行事
屋台練り
例祭本殿祭(10月15日)当日、それぞれの町内を巡行、神幸祭(10月16日)には御供をする還御の後、境内にて屋台を練り合す。