由緒・沿革
播磨灘の中央に四十四とも数えられる家島諸島が浮かぶ。
ここは、国生み神話の伝承地そして海上交通の要衝として重要な位置にある。
神倭磐彦命(神武天皇)が橿原の地に向かわれる途次、武運長久と海上航海の安全を祈願された事に始まると伝わる。
承和7年(840年)官社に列せられ「延喜式」には「名神大」としてその名を連ねている。
特殊神事
7月25日の天神祭(例祭)では、だんじり船が出航し、船上で獅子舞が奉納される。また巫子による湯立て神事も行われる。
尚「真浦の獅子舞」は兵庫県重要無形民俗文化財に指定されている。