由緒・沿革
奈良時代・宝亀3年(772)に現在地に社殿を建てたと伝える。、
それ以前は現在高峰山とよばれる山を対象とした自然・祖先崇拝として営まれていたものと思われる。
その後、三度目の火災後、建立されたのが現在の社殿で、室町後期大永七年(1527)の建立である。
室町時代後期の様式を伝えるとして昭和42年6月15日国指定重要文化財となる。
特殊神事
御当祭
3人の当人が勤める(繁盛、三方、下三方より1人づつ)1年間御分霊を自宅で奉祀する。
3月17日頃奉迎祭、翌年3月第1日曜日に開当祭が執り行なわれる。
その祭の神餅は大永七年の「神事式」という古書にある供物がなされる。
地域の伝統行事
・別に氏子20自治会中2自治会に川楔祭(カワソソマツリ)あり(夏の行事)
・とんど(左義長)、年桶の鏡餅をこの火で炙り、翌朝(1月15日)小豆粥として食す。外にこのとんどの炭で眉間に黒く印を付けていた。