由緒・沿革
尾張開拓の祖神大縣大神を祀る当社では古来より朝廷を始め衆庶の崇敬篤く尾張の二宮様として親しまれ事業繁栄開運厄除の守護神として仰がれてる。
当社御鎮座は古く社伝によれば御祭神大縣大神は肥沃な濃尾平野を見下ろす本宮山の頂に鎮座されており、垂仁天皇27年8月に現在の里宮に御遷座されたと伝わる。延喜式神名帳には名神大社として登載され大正7年11月に國幣中社に列せられた。
【大国恵比須神社】
出雲の大国主神・事代主神を祀る。正月3日の初ゑびす祭は県下三大ゑびすの一つに数えられる。
特殊神事
・本宮社祭・鎮座祭:本宮山頂より、里宮に御遷座された古事を伝える祭事であり旧暦6月16日17日に齋行。
・八ッ八祭:8月7日8日に齋行8才になる子供の厄を払い成長を祈願する祭事である。
・青塚古墳墓前祭:御祭神大縣大神の御神裔大荒田命を祀る青塚古墳において中秋の名月に御神慮を慰める墓前祭を齋行
地域の伝統行事
二宮町内に伝わる稚児山は文化13年に建造されたもので200年の歴史がある。当社の例祭に併せ町内での試楽祭、本楽祭等の奉納がある。