くにたまの会

由緒・沿革

 創祀年代不詳、昔時、社地は現在の境内から戌亥(西北)の方角十余町、上伊豆毛の北端(八雲台)に在り、今猶古跡を残す。
後柏原天皇大永二壬午年(1522年)春に、今の地に遷座され、古くら出雲官とも伊豆毛大明神とも称された「延期式」所載の古社である。
 清和天皇貞観二年(860年)に従五位下に叙せられ、同八年二月七日奉幣を受け同十五年従五位上、醐醍天皇延喜の時、名神小社、陽成天皇元慶二年(878年)正五位下に昇叙。光格天皇天明四年(1784年)三月五日従四位下。天明六年(1786年)十月五日出雲大明神を「伊豆毛神社」と改称された。孝明天皇元治元年(1864年)八月七日正四位下。
 明治五年(1872年)長野県第六十二区郷社。明治十二年(1879年)豊野村外六ヶ村の総社。
明治四十年(1907年)四月五日神饌幣帛供進指定。大正十三年(1924年)四月七日県社に列格。
旧地(八雲台古墳)は史跡に指定されている。
現在地に遷座されたが。
式内社・伊豆毛神社に比定されている古社。
豊野村ほか六ケ村の総社として崇敬された神社。

伊豆毛神社

いづもじんじゃ

鎮座地
長野県長野市豊野町豊野下伊豆毛845番地
御祭神
・素盞嗚命
・大己貴命
例祭日
4月15日
交通
しなの鉄道・長野駅より豊野駅から徒歩20分
Map
長野県長野市豊野町豊野下伊豆毛845番地