由緒・沿革
氷川神社は今から2400年以上前、第5代孝昭天皇の御代3年4月未の日の御創立と伝えられております。歴朝の崇敬は篤く武蔵国一宮として、武家時代になってからも篤く信仰されてまいりました。
明治の御代になると明治天皇は東京奠都後、祭政一致の詔(氷川神社御親祭の詔)を賜い当社を勅祭社にお定めになり御親祭あらせられ、次いで官幣大社に列せられました。以後年毎の例祭は勅使御参向のもと、厳粛に斎行されております。
特殊神事
大湯祭は当社の特殊神事中最も著名なもので、延宝年間の社記には既に大湯祭の文字が見えて居りますます。12月10日の本祭には百味膳(百取膳ともいう)といい、海川山野の種々の神饌をすべて熟饌にしてお供えします。この日にあわせて市がたつ為、十日市ともいい酉の市の模範として広く知られます。
地域の伝統行事
8月1日の例祭には各地域より多くの神輿や山車が境内に集います。氏子崇敬者らは一同で勅使、楽師を奉迎したのちに神輿を担いで各町内へ繰り出します。