由緒・沿革
大國主大神様は、日本の国造りにつくされ、特に医療・農業・結婚など人々の生活の基礎をお固めになり、「だいこくさま」と呼ばれ、人は努力・忍耐により幸せになれることを教え導かれた神様です。
事代主大神様は、大國主大神様の御子で、御父様の国造りの為に助力され、御神名の「コトシロ」は「事を知る」ということで人の世の様々な事を教え導くということです。又、別名「えびすさま」と呼ばれ、商売繁盛の神様として信仰されています。
当大社は、江戸時代のはじめ(三代将軍徳川家光の頃)、この武蔵野の地に徳川家康の外孫で出雲国松江藩初代藩主松平直正公(1601~1666)が杵築大社(現出雲大社)と稲荷社(現松平稲荷社)両社を創建され、以来境村の鎮守様としておまつりされてきました。
現在では「だいこく・えびす」二福神を祀る開運厄除、縁結びの神社として、地元武蔵境をはじめ近郷、近在の多くの人々から広く崇敬を集めている大社です。