由緒・沿革
當社は上代の昔、標高600m余りの神体山 佐波古の神奈備と称える。湯の岳の山頂に少彦名命1柱が鎮座し後景行天皇の御宇に大己貴命を合祀したと伝えられる。
白鳳2年9月佐波古郷 今の湯本町三函の地に奉遷し次で興国元年當時温泉山と称える山の中腹に遷座 更に幾度か遷座を行い後明治5年現在地に遷す。延喜の制の小社に列せられ昭和3年5月1日社格県社に昇格。
特殊神事
例祭前々日當社の御祭神が上陸したと称える。
鎮座地より6㎞離れた泉町下川の神笑の浜より潮汲神事を齋行し神前に奉献して各祭儀を執行する。