由緒・沿革
廃仏毀釈後、十津川村に点在した寺が全て全廃したため、葬礼などの人生儀礼に行き詰まった村民たちは、議会議決を以って、当時、神葬祭が可能である出雲大社教に求めた。
氏子二千数百世帯の家宗を統一するために、村内宗社である玉置神社に隣接した土地(現在は境内に含まれる)に教会が奉斎された。明治4年に全郷神葬祭に改め同19年に出雲教会の加入の入会式を行う。
特殊神事
春分の日:春季祖例祭
秋分の日:秋季祖例祭
毎月1日:月次祭
地域の伝統行事
現在、活発な宗教活動を行ってはいないが、創設理由が十津川村の歴史に深く関わっているため、明治初期の十津川村民の篤い尊皇と信仰心があるので、今後、行事等を飛躍させたい。