由緒・沿革
神代の昔に天穂日命とその御子武夷鳥命が出雲より二十七の部族等を率いて当地に大己貴命をお祀りし、後に天穂日命の御霊徳を崇め別宮を奉祀したのに始まる。中世以降特に武将の尊崇厚く、武運長久を祈る幣帛の奉納や社領の寄進、社殿の造営等がなされた。
特殊神事
夏越祭7月31日
身体堅固、無病息災を祈る祭典。当日は氏子崇敬者より納められた形代を、総勢30名
程で人馬の行列を組み河岸の祭場まで参進し、祭典終了後形代流しが行われる。
地域の伝統行事
国指定重要無形民俗文化財 土師一流催馬楽神楽(はじいちりゅうさいばらかぐら)年6回奏演される。演目の大半は古事記・日本書紀に材を取った一種の舞踊劇で神楽舞の中に催馬楽を取り入れている特色があり、関東地方に分布する神楽の多くが土師流ということから関東神楽の源流と称される。