由緒・沿革
元来、三島の地には中臣鎌足が一時退隠した事があり、藤原氏との関係が深く数多くの春日大社が祀られております。当社も元、春日さまを主神として祀られていましたが、この富田の地に酒造が起ってから酒の神さまである大和の大神神社より勧請されて三輪神社として祀られたのであります。神社の創建は不詳なれど徳川時代の慶長・元和・寛永の頃には酒造が最も盛んとなり、寛永16年に再建され現在に至っています。
特殊神事
当神社において8月15日、並びに二百十日、二百二十日、五穀豊穣・家内平安のご祈願とともに自然による災害除け、また無事過す事が出来た感謝を申し上げ油に灯心を浸してほのぼのと百の明かりを灯し百燈祭を斎行しております。(中元百燈祭・二百十日百燈祭、二百二十日百燈祭 午後7時)
地域の伝統行事
氏子の内の第9区自治会の氏子達により毎年12月第1日曜日に天明5年より230年近く続く伝統行事の一つであります鳥居5基分のジャンボ注連縄奉納