由緒・沿革
当神社創建の年代は不詳。里伝によれば、足利時代に周防守某なるものが本地に城を築いたとき、城の守護神として勧請されたといわれている。
従前、速素盞嗚尊を祀り、牛頭天王社と称していたが、明治5年(1872年)、村社に列し素盞嗚尊神社と改称された。明治40年(1907年)12月5日に、大字前保利村字吉山の村社である吉山神社を合祀して、祇園神社と改めた。明治44年(1911年)4月21日、邑名を万葉仮名で表記した保利神社に改称された。氏子・崇敬者の浄財により、平成10年3月に本殿・幣殿・拝殿が、新しく建て替えられて現在に至っている。通称は「長居の宮」。