くにたまの会

由緒・沿革

【鏡神社】
創立年代は久遠にして詳らかでないが、出雲國風土記所載の比和社である。御祭神も天照皇大神、瓊瓊杵尊を主祭神として祭られていたが、当地住人福間重賢と言う者が、山尾谷において鑪を築いて砂鉄事業を営み成功したため、それまでに大和国城下郡の伊多社、麻気社より石凝姥尊を鑪場の守護神として勧請、鏡作社として祭っていたのを土地の産土、比和社へ合祀せんと思い、(独力)で再建御造営して社号を鏡宮大明神と改めたと古記録に有る。因って明治維新神社取調の際、社名を復旧しようと藩庁へ請願したが、当時事務繁雑のため不幸詮議に成らずいまだに鏡神社と言っている。往時は社地が東西三百間(550m)南北三十間(55m)馬場百間(180m)神田七畝(693㎡)畑六畝(594㎡)神主屋敷二畝(198㎡)の記録が残っている。

鏡神社

かがみじんじゃ

境内社
地主神社
鎮座地
島根県雲南市大東町新庄432番地
御祭神
鏡神社:天照皇大神、瓊瓊杵尊、石凝姥尊
地主神社:素戔嗚尊、大己貴尊、事代主尊、大山祇尊
例祭日
10月29日
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島根県雲南市大東町新庄432番地