由緒・沿革
当社は神代のいわゆる、筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原(禊祓の聖地)に人皇第12代景行天皇の勅によって創建されたと伝えられている。紀元740年代、(約)1900年前後世、寿永年間(1182-84)に当地に移転遷座した。この頃より境内松原に一葉の松を生じ、万民奇異の想いをなし 大に崇敬の念を加え これに於いて 禊祓の聖地なるをもって 蓋し 其住吉の神、神威を顕はし給いしものなりと信じ、この頃より一葉稲荷大明神、一葉住吉大明神とも称せり。
往昔より武門豪族の崇敬厚く、殊に貞享年間 一葉の松生じてより 一般の崇敬激増し、元禄2年旧延岡城主有馬左衛門尉氷純より御供田高弐石、各奇進、遂に累代崇敬の社となれり。
明治維新に至り厳然たる社格を治定せられ、その後、明治39年4月28日神饌幣帛供進の社と指定奉祭せらるるに至り、現在崇敬者 県下一円 隣県大分、鹿児島、福岡、四国、京阪神地方に及び、その御神徳は普く世人の周知せるところなり。
約350年前、津波にのみ込まれそうになった神社を一匹のウサギが救ったと伝えられ、災害からの守り神と崇められてきた。
特殊神事
浜下り神事
地域の伝統行事
四月の春例大祭時に神楽奉納