くにたまの会

由緒・沿革

主祭神大宮比賣命、天太玉命、天 鈿女命、猿田彦命は天岩戸の変及び天孫降臨の際奉仕せされ、神勲赫々たる事は史実に明白である。大宮比賣命は神祇官八神殿に奉斎せられる大神で出雲國風土記に持田社と記され天平5年以前の創建である事は明らかである。朝廷を始め国司領主の崇敬篤く毛利、堀尾、京極、松平と社領三十石を賜わり松江城の藩主松平家の鬼門に当る神社として特に崇敬せられ当社祭礼の節は藩吏が代参し荘重な祭事であったと古老の伝説にも残っている。神祇官吉田家より当社の御祭神は八神殿に祀られる大宮比賣神と同一神であるので、五穀成就虫除御祈禱の社として仰がれた。明治4年村社に列せられ、明治41年神饌幣帛料共進の神社と指定される。当社は特に脳病平癒の進徳顕著にして世人の崇敬篤く現在も尚続いている。当社は主祭神が舞楽の祖神である為、神能神事が伝わり氏子内に代々其の伎を伝え例祭に奉納するを例とする。大正13年郷社に御昇列された。

持田神社

もちだじんじゃ

鎮座地
島根県松江市西持田町895番地1
御祭神
大宮比賣命、天太玉命、天 鈿女命、猿田彦命   (配祀神)大物主命 ほか
例祭日
4月24日
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島根県松江市西持田町895番地1