くにたまの会

由緒・沿革

当神社は学問の神様として広く世人に崇敬されている贈太政大臣正一位菅原道真公を主祭神に、脇殿に大国主命、少彦名命をお祀りする神社であります。
延喜元年(901年)菅公筑紫左遷の砌当地に御休息され海上の平穏と萬民の幸福を祈願され記念に松樹を植えられました。後世の人、公の徳を追慕し長和元年(1012年)小祠を建てお祀りしたのが起源で、文安元年(1444年)8月30日社殿を建立し特に学問の神としてお祀りしています。
昭和48年9月より大改築を行い昭和50年3月現代の社殿が完成しました。
学業成就、縁結び、家業繁栄、交通安全の神様と仰がれています。

特殊神事

(間形村 献灯)まがたむら けんとう
秋祭り(宵宮)に他の氏子がお参りする行事で全国的に見ても大変珍しい。
江戸時代の末期、当時18戸しかなかった間形村が近隣と水利権をめぐって訴訟となった。
勝訴を願って日岡神社と浜宮天神社に祈願したのが始まりである。そして願い通り間形村に有利に決着した。
現在町内会が輪番制で運営していて六人一組で参拝することになっている。
地元では提灯12張りが献灯されることから「十二張り参り」と呼んでいる。
間形地区は日岡神社の氏子であるが神社の習慣では極めて珍しい事である。

地域の伝統行事

オオダン降神祭・昇神祭
オオダン(大壇・大坦)は秋祭りの約一週間前にその年の頭番に当たった村に浜宮天神社の御分霊をお迎えするためのものである。原則として頭人の家に作られる。頭人は毎日、秋祭りまでは参拝し神饌を新しくする。
秋祭りの安全とその村の繁栄を祈願する。
昇神祭は秋祭りの翌日執り行われ、秋祭りが斎行されたことを報告し秋祭りの総ての行事が終わる。

浜宮天神社

はまのみやてんじんしゃ

鎮座地
兵庫県加古川市尾上町口里770番地
URL
http://www.hamanomiyatenjinsha.com/
御祭神
菅原道真公 
大国主命 
少彦名命
例祭日
体育の日の前日
交通
  • 山陽電鉄浜の宮駅より徒歩約5分
  • 加古川バイパス東加古川インター南へ約20分
Map
兵庫県加古川市尾上町口里770番地